道草の感想
石神井公園の草花のみずみずしいこと!辛い場面でも視線の中に、街の中の小さな自然が入ってて、外に出られない辛い雨なんだけどそれさえもきれい。
外へ出たくて、でも大声を出したり威嚇したりするので出せないという考え方の介助者もいての中で、ヘルパーさんと2人で広い草っぱらの公園で並んで焼きそばを食べてる絵が、ほんとに良かった!私まで解放された、風のある空気が必要なの。
花仙人ように花をいっぱい積んで両手に持って歩く。なんだかとっても良い絵を描くもっともっと絵を見たい(本気です)。そしてねブランコに乗る時バックのお人形さんを隣に座らせたてた、夕方の公園。少し泣いた、人のありようの素敵さに、そして彼の素敵さに。
ヒロム君の散歩、楽しそう。舞台挨拶のヒロム君の甘えん坊ぶりかわいいくて、上手く表せなかった甘えること今いっぱい出来て良かったなぁと。
映画の中のセリフの、「時間を守るヘルパーはダメなんだ」に笑った。時間をきっちり守り言われた書類をいっぱい書き、生活だって余裕がない、実際余裕も無いけど、余裕がなくなると思わされてる。ただのんびり誰かに寄り添うなんてそんな時間がなかなか取れない、時間が取れないんじゃなくて気持ちが取れないのか。
何かが掠め取ろうとするゆったり優しい気持ちをなんとか守らないと。そんなことを考えたよ。
ドキュメンタリーということで重たい映画を想像していたけど、そんなことなくて暖かかったり共感できたり、そして画面が綺麗だったなぁ。
ひろこ
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